蒼士のちょい小金持ちへの道

30代に向けて資産運用を考え始めました。日常生活で得た情報を気さくに執筆していきます。

NASAじゃないよ、NISAだよ。

                 初心者が投資を始めやすい資産形成、「つみたてNISA」とは?

投資ってしたことありますか?
今は便利な時代ですね。投資をしたことのない人でも
「長期間の運用」
「積立投資」
分散投資
これを行なえるようにと、なんと国が用意した制度があるんだそうです。
国がそんな制度を作るなんて意外と思う人もいると思いますけどそんな意外な事ではないんですよね。
こっちの投資が上手くいけば国にもメリットが生まれますから。
その制度が

「つみたてNISA」

この制度では投資初心者でも長期間の運用にメリットが感じられるようにということで運用で得た値上がり益、分配金が20年間も非課税になったりしちゃうんです。

まさしく名前の通りの「積立」ですね。
これは1回で一気に資金を出すのではなく、毎月1万なら1万と一定金額を決めて口座引き落としが出来るので手間がいりません。
ただ、これは年間40万円の投資金(1ヶ月3万3千円)までなら非課税が認められるので、大儲けを考えている人には向かないと思います。

ちなみに非課税のメリットですが

通常の預貯金および一般の運用商品(特定口座や一般口座で運用されるもの)の場合預貯金であれば利息に対して運用商品であれば値上がり益や配当金、分配金に対して、年20%(所得税15%、住民税5%※)課税されます。
でも非課税ならばそれらは発生しません。税金ばかりの日本なのでこれは結構なメリットだと僕は思います。
日本の税金っていいのか悪いのか分かりませんよね。

国民の払う税金で道路工事とかは分かります。国民が使うものですから。
車なんて自分で買ったのに持ってるだけで保険とは別で国にお金を払わないといけない。
生きているだけなのに住民税を払わないといけない。
所得税が給料から引かれるのにさらに消費税が日常でかかる。
自分がマイホームを買ったのに資産税を国に払わないといけない。
どんなに稼いでもその分国に税金で持っていかれる。

こんな世の中です。
それなら若いうちにこの「つみたてNISA」を利用しておいた方が絶対にいいという事ですよね。
だから僕は最近この制度を知ったのでちょっと損した気分です。

僕の年齢からでも始めることが出来るならやってみようと思います。
まずは資料請求をしてみてですね。

もし誰かこのブログを見て、「つみたてNISA」をしていると言う方がいたらどれだけ税金に関して楽なのか実際に教えて頂きたいです。

アタマがいいけど稼げない。バカだけど稼げる。その違いは?

    アタマがいいけど稼げない。バカだけど稼げる。その違いって何?

頭がいい。学生時代は秀才で完璧だったと思う人って結構いませんか?
僕の同級生や先輩、後輩にもいました、そういう人。でも社会に出ると落ちこぼれになってた人もいて本気でビックリしました…。

逆にすごく馬鹿にしてた人の方が成功していて世の中はどうなっているのか?とまで本気で考えた事もあります。

でもぶっちゃけていうと成功するかしないかはビジネスセンスがあるかどうかだけの問題なんですよね。社会人になって学びました。

ビジネスセンスのある人って言うのは例えば、インターネットを使って、自分の才能を活かして稼げる人。
自分で作った作品を売ったりする人なんて凄いビジネスセンスの持ち主だと思います。
また、ビジネスセンスがある人に共通していることは

・目的意識を強く持っている
・目的を達成するための行動力が非常に強い
・特別な技術とかノウハウを持っている訳ではなく、誰にでもできることを誰よりも沢山こなしている。

これが地道な成功への道のようです。
小さな努力が大事だっていう人の気持ちがこれで良くわかりました。

でもそんな人達でも調子に乗りすぎると過ちの道を選択してしまう人も結構いるとのことです。
例えばさっきも例であげた、自分の作品をインターネットで売るビジネスセンスの持ち主がやってしまいがちな事。

それは「インターネットで売れるんだからお店を開いても売れるだろう」という考えた結果から自分のお店をオープン。
でも全く売り上げが出なくて破綻。そういう人が多々いるようです。
でもそれは冷静に考えれば分かりますよね。
インターネット販売を使う人ってお店に行けないからインターネットで買う方が殆どです。
お店に行かなくても買えるからという利点で成功していたのにお店を出しても…って感じです。
お店をしつつ、インターネット販売もしていればまた少し状況は違うかもしれませんけどね。

頭のいい人はきっとここでお店を出して売り上げをあげようと考えて失敗する可能性が高い人。

バカっぽいのに稼げる人はお店を出してもインターネット販売も続けて成功な道を地道に進む人。
今までの販売方法をガラリと変えるんじゃなくて、今までの販売方法も含めて売り上げを上げる事を考えられるバカは実は「バカ頭いい」だったのかもしれませんね。
僕の友人の一人にも学生時代は赤点ばかりだったのに今は自分で作った商品をインターネットやお店で販売して結構いい売り上げを出してます。

友人いわく、「元々はインターネットだけだったけど、お店を出すと来れる人はお店に直接来て、どういうのが欲しいかを分かりやすく伝えてくれる。

それならお店だけでもいいって思うかもしれないけどインターネットで成功したんだからその初心を忘れないためにもインターネット販売も続けてるんだ。」

って言ってました。赤点ばかり取ってたやつのセリフとは思えないくらい立派ですよね。友人をバカにした過去が恥ずかしいくらいです。

次から次へといい案を出す頭のいい人よりもバカだからこそ初心を忘れないように地味に自分で出来る範囲で仕事をする人に凄い差がある事を知れて良かったです。

僕も初心を忘れないように、利口に生きていきたいと思います。

 

老後の不安を解消する不動産投資成功のポイントは?

 老後の不安を解消する不動産投資成功のポイントは?

僕のひいおじいちゃんとひいおばあちゃんは60代で二人とも亡くなったそうです。でも昔はそのくらいが平均寿命だったんですよね。


でも今は昔と違ってCMでも言っているように人生100年の時代』です。だからこそ長く生きて行くためのプランを早めに考える必要もあります。
無鉄砲なまま何も考えないで生きて行くより、人生のプランを立てておいたほうが楽しいと思うんですよね。

でも、それは誰もが同じプランとは限りませんよね。
定年退職したら離島に住みたいと思う人も居れば、僕のように海外の透き通った海が見える街に永住したいって考える人もいます。

ただ、どんなプランでもひとつだけ共通点があります。
それはお金をいくら貯めておけばいいのか?ということです。

人生の設計図のためにはまず、100歳まで生きると考えて、どのくらいの貯金があればいいのかなどを考えないといけません。
まずはじめに

①ライフプランを立て資産を短期・中期・長期に分ける
その言葉の通り、人生の設計図を立てたら、お金を貯める→そのお金を今後の人生を3分割に分けて計画的に使います。
例えば60歳で定年退職した場合、100歳までは40年もあります。
なので60歳~70歳は熟年夫婦で旅行に行くとか。
70歳~80歳は足腰の筋力が衰えてきているなら夫婦で趣味に没頭するとか。
80歳から100歳まではゆっくりとした日常を孫たちと楽しむために、子供達と同居して、貯めたお金を孫達に使うなど。

そういう風に分けて使うのがいいそうです。


②「時間をかけて収入源をつくる大切さ」に気づく
これは定年ギリギリの年齢からではなく、若く、現役で仕事をしているうちから計画を立て、貯蓄をしていくことです。
若くても出来る長期投資や定期預金など色々方法はあります。トラストって言う名前のところでも銀行、郵便局でも相できますので考えてみたほうがいいかもしれませんね。


③「老後に月20万~30万円の家賃収入を得る」目標
これはよく最近看板など見かけると思います。アパートやマンション経営のオーナー募集など。見たことありませんか?
僕はしょっちゅう見ます。そういう経営なら他しかに歳をとっても出来るお仕事ですし、需要のあるお仕事ですよね。
アパートやマンションならいろんな人とお話をする機会もあるので、痴呆症予防にもいいかもしれません。
歳をとってから毎月収入があって、貯金もあれば安心して老後を過ごす事が出来ますね。


金利1~2%台と低い投資用のローンも味方
今は金利14%とか結構というかかなり高い金利のものが多いですけど、実はこれもCMで見たことあると思いますが、専門的なところに相談すると以外と低金利で投資用のローンを組むことが出来ます。
個人で管理することは無理なので、そういう専門的なところに相談することが一番大事ですね。僕もトラストさんに相談してみようかと思います。


⑤不動産投資への不安は、個別のプランニングで払拭
個人のプランにするには理由があります。

既に決まったプランを進められたらそこは断わってください。
誰もが同じプランでいいはずがありません。
ちゃんとしたところは本当に個人に合うプランをいくつも組み合わせて作ってくれます。

なので、その時にしっかりと自分が今後の人生をどう生きていきたいかをはっきりと伝えられるようにしておかないといけませんね。

ちなみに僕はまだ具体的にはプランが固まっていませんが…

100歳まで生きると仮定して、60歳までは仕事してそれ以降、結婚していたら奥さんと一緒の時間を楽しめるように、平和に暮らしていけるようにしたいと思ってます。アパート経営もしたい。
でも自分の自宅とかを改装して古民家的な感じのお店もしてみたい。地域の人がまったりとした時間を過ごせるようなカフェもしてみたい。
色々と考えてます。
僕も人生プランをしっかりまとめないとですね…(苦笑)

成功者が実践している金運アップの方法13つ

    成功者が実践している金運アップの方法13つ

人には「金運に恵まれた人」「金運に恵まれない人」の2つの人種がこの世に存在しています。でも僕はなんだか中間な人間が気がしますが…


とりあえず人間観察をした結果、金運に恵まれている人たちは何気なく、実は金運が上がることをしていると言う事が僕の中で発覚しました。
しかも13種類もの金運アップの方法がある事も同時に気付く事が出来ました。


金運と言えば財布

★☆☆黄色の財布→科学的に証明されていないけど実際に運気が上がっている人がいる。
★★☆長財布→運気があがると根拠があるので試している人がたくさんいる。
★★☆財布にお金をかける→運気があがると根拠があるので試している人がたくさんいる。
★★☆レシートを入れない→運気があがると根拠があるので試している人がたくさんいる。
★★☆お札は逆にして入れる→運気があがると根拠があるので試している人がたくさんいる。
★☆☆冷蔵庫に入れる→科学的に証明されていないけど実際に運気が上がっている人がいる。

パワーストーン&風水

★★☆部屋を片付ける→運気があがると根拠があるので試している人がたくさんいる。
★☆☆観葉植物を南側に→科学的に証明されていないけど実際に運気が上がっている人がいる。
★☆☆待受を三輪さんにする→科学的に証明されていないけど実際に運気が上がっている人がいる。

そのほか

★★★金持ちのそばに行く→実際に根拠も効果もあるので試す価値あり。
★★★金運神社(パワースポット)→実際に根拠も効果もあるので試す価値あり。
★★★引き寄せの法則→実際に根拠も効果もあるので試す価値あり。


たしかにどれも聞いた事があるものばかりですね。ただ冷蔵庫に財布を入れるって言うのは初めて知りましたけど。

お金持ちな人はこういうことを自然としてたらしいですよ。パワースポットに行く事も何気ない散歩気分で行ってたって話も聞いた事があります。
以外とすぐに誰にでも出来そうな事ばかりなので、僕も試したことのないものを含めて今夜から出来る事を全て試してみようと思います。

「面倒くさい」は才能!家計簿なしでお金が貯まる?

  「面倒くさい」は才能!家計簿なしでお金が貯まる

正直に僕は面倒くさがりで貯金なんてできない人間でした。でも人は何歳になっても努力次第では変われるんだって事を悟りました。

そんな僕の経験から書いてみたいと思います。

「家計簿は面倒くさい」

これって誰もが感じたり、実際に言葉にしたことがあると思うんです。
僕も勿論口にした事が多々あります。だって面倒なものは面倒ですから…

しかしそんな面倒くさがりな人でもこれを読めば面倒くさいの意味を考えざるを得ないと思います。

まずそのためには3つのステップが必要です。

ステップ①
家計簿の代わりを利用すること。
家計簿って面倒じゃないですか?レシートがないと分からないとかもありますし。
でもそんな状況にならないように、例えば面倒だけどクレジットカードを持っている人なら出来る限りクレジットを使う。
これはレシートがなくても何をいくら買ったとか明細が残るし、今は携帯にいつ、いくら使ったのか教えてくれるものもあります。
クレジットが怖いなら使ってすぐに口座から引き落としされるデビットカードとか。
こういうのにすればいちいち家計簿をつけなくてもお金の管理が出来ます。

 


ステップ②
お金を使うのが面倒くさいという状況を作る事。
そういう状況を作れば無駄に使わなくて済むので自然と貯金も増えますよね。
例えば引き出しが面倒になるように銀行から遠いところに住むとか、解約しないと使えない定期預金を作るとか。
いろんな面倒くさくなるための状況があります。

 

 

ステップ③
貯金する事自体を楽しむこと。
貯金って言葉を聞くと嫌がる人もいますよね。
でも見方を変えて、通帳の残高が減るよりも増えていくのを見たら自然と嬉しい気持ちになりますよね?
今2桁なら来月には3桁にしていこうと、ワクワクするような貯金の仕方が出来れば決して難しい事はないと思います。


こうやって「面倒くさい」と思う事を全て見方を変えれば面倒くさいからと編み出したいろんな技が役に立つんだと分かります。
僕もそうでした。
でもこの3つのステップのおかげで貯金も苦もなく出来ました。
昔はご飯食べるのも面倒くさいとか思ってた僕ですら出来たんです。
きっと誰でもこれで楽に、家計簿なしで貯金が可能になります。

試してみて下さい。

ビジネスで成功する人に共通する5つの思考法

    ビジネスで成功する人に共通する5つの思考法


人はなんでも成功のために試行錯誤しますよね。でもその試行錯誤の段階で成功する人としない人で分かれるといわれています。

1つめの成功の秘訣成功しない人⇒ごちゃごちゃと難しく考えすぎて内容がまとまらない。まとまっても回りが理解出来ない。

成功する人⇒シンプルな考えで回りがすぐに理解し、納得する。

最初の段階でこんなに大きく分かれてしまうんですよね。
世の中にいませんか?
「あいつ馬鹿なのになんでビジネスに成功できたの?」って言う人。
こういう人がシンプルで分かりやすい考えを生み出し、成功するんですよ。


2つ目の成功の秘訣は、1つ目で考えた事を有限実行する行動力です。
分からない事も多々あるでしょうが、それでも走り出して止まることをしらない人ほどビジネスに成功します。


3つ目の成功の秘訣は失敗してもそこで諦めないで追求を続ける努力。
よく言いますよね。
成功の数よりも失敗の数の方が10倍以上経験がある。その言葉の通りです。失敗したからってそこで終わりではありませんから。
努力をし続けることが大事です。

4つ目の成功の秘訣は日々の努力、1日1日の行動や経験を積み重ねて、自分の力にできる事。
学習し、その学習した分を自分のものにして生かしていく。
アスリートの方々のように自分のために、成長していくために現実を受け止める。
そんな日々の積み重ねを大事にできる人は貴重な存在です。

5つ目の成功の秘訣は基本を忘れない。初心を忘れない。
これはどんな仕事でもそうでしょう。仕事だけではなく結婚などでもそうだと思います。
新婚のときは相手の事を思いやる気持ちがあるのに、月日が経てばそんな当初の気持ちは忘れてしまい、夫婦仲は悪化。そして離婚となってしまいます。

仕事も初心を忘れることなく人生を歩めばそんな事にはならないでしょう。

この5つをいつでも忘れずに居れば、成功者ってかなり増えると思うんです。

僕は実際に仕事でこういう事を心掛けています。だからこそ、同じ年に入社したほかの社員よりも多少給料も多めにもらえています。

もし、起業を考えていたりする方で、この記事を読んでくれる人がいたならば、是非この5つを実行してみてください。勿論僕も将来に向けて起業を考えている身なので実践してみようと思います。

この世の全ての成功を手にした男が残した教訓

    この世の全ての成功を手にした男が残した教訓


これは知っている人は少ないと思います。この世の全ての成功を手にした男とは誰か?

それは旧約聖書に出てくる「ソロモン」なのです。

あの歴史的に有名なソロモン王です。


ちょっとその旧約聖書から、そんな偉大な彼に言葉を引用させていただきます。

 

『私は事業を拡張し、邸宅を建て、ぶどう畑を設け、庭と園を造り、そこにあらゆる種類の果樹を植えた。
木の茂った森を潤すために池も造った。
私は男女の奴隷を得た。
私には家で生まれた奴隷があった。
私には、私より先にエルサレムにいただれよりも多くの牛や羊もあった。
私はまた、銀や金、それに王たちや諸州の宝も集めた。
私は男女の歌うたいをつくり、人の子らの快楽である多くのそばめを手に入れた。
私は、私より先にエルサレムにいただれよりも偉大な者となった。しかも、私の知恵は私から離れなかった。
私は、私の目の欲するものは何でも拒まず、心のおもむくままに、あらゆる楽しみをした。
実に私の心はどんな労苦をも喜んだ。
これが、私のすべての労苦による私の受ける分であった。』

 

これはソロモンが生きていた当時に全て成功を収め、文字通り、本当にこの世の全てを手にいれた事を言っています。

僕はクリスチャンではありませんが、偉大な全てを成し遂げたソロモンは尊敬します。
今の時代で言ったらかなりの革命家です。
豪華な自宅、豪華な食事、豪華な遊び、上向きな仕事、名誉。全て一人で手にしたなんて本当に素晴らしい。
尊敬しない人がいるのか?と思えるほどです。

そんな尊敬に値するソロモンが残した教訓があります。

 

《■旧約聖書 伝道者の書 2章4-10節より■》

私が手がけたあらゆる事業と、そのために私が骨折った労苦とを振り返ってみると、なんと、すべてがむなしいことよ。
風を追うようなものだ。
日の下には何一つ益になるものはない。
私は振り返って、知恵と、狂気と、愚かさとを見た。いったい、王の跡を継ぐ者も、すでになされた事をするのにすぎないではないか。
私は見た。光がやみにまさっているように、知恵は愚かさにまさっていることを。
知恵ある者は、その頭に目があるが、愚かな者はやみの中を歩く。
しかし、みな、同じ結末に行き着くことを私は知った。
私は心の中で言った。
「私も愚かな者と同じ結末に行き着くのなら、それでは私の知恵は私に何の益になろうか。」
私は心の中で語った。
「これもまたむなしい」と。
事実、知恵ある者も愚かな者も、いつまでも記憶されることはない。
日がたつと、いっさいは忘れられてしまう。
知恵ある者も愚かな者とともに死んでいなくなる。
私は生きていることを憎んだ。
日の下で行われるわざは、私にとってはわざわいだ。
すべてはむなしく、風を追うようなものだから。
私は、日の下で骨折ったいっさいの労苦を憎んだ。
後継者のために残さなければならないからである。
後継者が知恵ある者か愚か者か、だれにわかろう。
しかも、私が日の下で骨折り、知恵を使ってしたすべての労苦を、その者が支配するようになるのだ。
これもまた、むなしい。
私は日の下で骨折ったいっさいの労苦を思い返して絶望した。
どんなに人が知恵と知識と才能をもって労苦しても、何の労苦もしなかった者に、自分の分け前を譲らなければならない。
これもまた、むなしく、非常に悪いことだ。
実に、日の下で骨折ったいっさいの労苦と思い煩いは、人に何になろう。
その一生は悲しみであり、その仕事には悩みがあり、その心は夜も休まらない。
これもまた、むなしい。

 


《■旧約聖書 伝道者の書 2章11-23節■》
結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。
神を恐れよ。
神の命令を守れ。
これが人間にとってすべてである。
神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。

 

《■旧約聖書 伝道者の書 12章 13-14節■》
全ての知恵や富の源泉は神にあり、神の示す計画に従って得た成功は神の栄光を表すことに帰着します。
人間の行いの全てが神の計画の中で成されることであると悟るとき、
人は神を恐れ、
善悪を学ぶことで余計な徒労やむなしさから解放されて、
真の心の充実を得ることができるといえるでしょう。

 

現在に残されている資料、旧約聖書の「箴言」および「伝道者の書」に記載されているこの教訓。
ソロモンの時代でも、今の僕たちの時代でも当てはまる部分って結構あると思うんですよね。
結局は全てを手にしても
全ての成功をおさめると同時にいろんな尽きない悩みが付きまとってくる、むなしい気持ちになるという事です。

歴史的観点から見ても時の成功者達には苦難が尽きないんですよ。アインシュタインやダビンチもそうです。
独裁的過ぎてむなしい気持ちや寂しい気持ちも多々味わったでしょう。

でもそれはやはり独裁者ならばありえそうな事だと僕は思います。そういう人たちがいるからこそ、世界は進化していけるんですから。

ソロモンの教訓を再度、胸に刻んで、これからの人生をまずは見直していこうと思います。